のら猫の引取り
花の木シェルターには、
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のら猫にエサをあげているが、このままでは可哀想なので引き取ってほしい
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猫を拾ったが、先住猫がいてこれ以上飼えないので引き取ってほしい
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猫を飼っていた親が病院(介護施設)に入り、飼えなくなるので引き取ってほしい
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飼っている猫も自分も年を取り、もう世話ができないので引き取ってほしい
といった要望が頻繁に寄せられます。私たちも、猫たちのことを考えると居ても立ってもいられない気持ちになります。しかし、本当に残念ですが、今の花の木シェルターの力ですべての猫を救うことは困難です。
そのため引取りには引取料を頂戴します。また、現在引取りできるのは以下の猫です。
生後2ヶ月(8週齢)まで
※「引取」とは花の木シェルターが猫を引取ることです。花の木シェルターからの引取りは、【猫の里親】をご覧ください。
子猫の引取り料金
猫は週齢が上がるほど里親がみつかりにくくなるため、引取料金も「週齢」が上がるほど高くなります。
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生後0~4週齢までの子猫 ¥20,000/頭
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生後5~8週齢までの子猫 ¥40,000/頭
※障害や病気がある場合、拝見してから受入れ可否を判断します。
子猫の週齢の目安
週齢0 <体重100g前後>
視力が弱く、目やにで眼が開かないことも多い
週齢1 <体重100-200g>
へその緒がとれる
週齢2 <体重150-200g>
モゾモゾ動く程度で歩けない。乳歯が生え始める
週齢3 <体重300-400g>
ふらつきながらも歩行できる
週齢4 <体重350-450g>
一瞬、走れる。前歯と犬歯が生えてくる
週齢5 <体重500-600g>
自力で排せつするようになる。乳歯が生え揃う
週齢6 <体重700g前後>
ミルクに加え「噛む」食事もできるようになる
週齢7 <体重800g前後>
身体能力が高まり「遊ぶ」ようになる
週齢8 <体重900g前後>
爪とぎを覚え、一人で飛んだり跳ねたりするようになる。目の色が子猫特有の青から変わり始める。
体長: 35~40cm
体高: 17~18cm
生後3カ月以上の猫
生後3カ月を過ぎた子猫はすでに「のら猫」としての生き方を身に着けており、なかなか人になつきません。そのため大変残念ですが、特段の事情がない限り、不妊手術を行って元の場所に戻す「TNR」をお勧めしています。
特に人に懐いているという場合は、拝見した上で引取可否を判断させていただきます。引取料は以下の通りです。
子猫の月齢 x ¥20,000/頭
(例:3カ月の場合、¥60,000/頭)
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名古屋市にはTNR助成制度があり、メス4,000円、オス2,000円で不妊手術を受けさせることが可能です。
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花の木シェルターがメス4,000円、オス2,000円を補助し、捕獲器を無料で貸出します。
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捕獲が難しい場合は「TNRサポート」をご検討ください。
のら猫を保護された
保護主様へお願い
シェルターで暮らす多くの猫の安全を守るため、以下の2点へのご協力をお願いします。
1
のら猫にはノミやダニが寄生していることが多く、駆除しないまま迎えるとシェルター中がノミダニまみれになってしまうため、動物病院で駆虫してからお連れいただければ助かります。
合わせて子猫の週齢もご確認をお願いします。
※4週齢未満の子猫は自力で体温調節ができないため、タオルやホッカイロなどで保温をしながら病院へ向かってください。
2
「猫汎白血球減少症」の原因となる『猫パルボウィルス』は、アルコール消毒が効かず、免疫の無い子猫が罹患すると多くが死亡します。
猫をお連れになる前に、感染有無の確認をお願いいたします。
【入館前検査】
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「ノミ・ダニ駆除」および「猫パルボウィルス検査」は花の木シェルターでも可能です。(¥2,000/頭)
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入館前検査が未了の場合、館内にはお入りいただけません。
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陽性の猫の引取りはできません。直ちに病院へお連れいただくことをお勧めします。
推定3週齢の子猫
以上をすべてご確認の後、お申込みをお願いします。
当シェルターは常に満床の状態です。いきなり猫を連れて来られても対応できかねますので、以下のフォームよりお申し込みの上、受入れ可否の確認のため、必ずお電話をお願いします。